201702 世界情勢と主の行動 第2週


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主題:神の主権、人類の歴史の中にある神聖な歴史、世界情勢と神の回復を広める神の行動
追求期間:2017/5/22(月)~27(土)


1. PSRPシート(思想の流れ)

日本語 中国語 英語

(Created by Amana, used with permission)


2. 音声(解説と読み聞かせ)

  • トラック1の「鳥瞰」は項目1のPSRPシートに基づいての解説です。
  • トラック2~5の「朗読」はアウトラインの朗読ですので、テキストを見たい場合は『朝ごとの食物』を開いてください。
  • トラック6の「経験」は下記項目3のテキストを読み上げたものです。
  • トラック7の「詩歌」は今週のメッセージに関係する詩歌です。

3. 経験(生活での適用)

(Created by Church in Kobe, used with permission)

3.1. 経験①:神の主権とあわれみのゆえに、私たちは栄光へと至る尊い器とされた

ローマ人への手紙第9章22節と23節でパウロは続けて言います、「もし神が彼の激怒を現し、彼の力を知らせようと願いつつも、滅亡にふさわしい激怒の器を、大いなる辛抱強さをもって耐え忍ばれたとしたら…どうなのですか?」。これについて、私たちは何と言うべきでしょうか?私たちは何も言うことがありません。神は陶器師であり、彼は権威を持っておられます。人はただの土くれです。

パウロは続けて言います、「しかも、栄光へとあらかじめ用意しておられたあわれみの器に、彼の栄光の豊富を知らせようとされたとすれば、どうなのですか?神は私たちをも、ユダヤ人の間からだけでなく、異邦人の間からも召されたのです」(23-24節)。これは神の主権によります。神は権威を持っており、ユダヤ人の間からだけではなく、また諸国民の間からも、彼が選び召した者たちを、あわれみの器とならせて、彼を内容とするようにさせました。それは彼の栄光が現されるためです。彼の主権ある権威によって、彼は私たちをこの栄光へと用意されました。私たちは彼の主権によって彼の容器としてあらかじめ定められました。これが神に対する私たちの有用性の極みです。これが彼の主権にしたがった神の選びの目標です。

もし私たちが主に対して無関心であるなら、自分の責任を果たさないという危険があります。しかし、私たちが主を追い求めることに熱心であるなら、自分の霊的な追求を誇らないように注意しなければなりません。もし私たちが消極的なことを、主に向かって発展させるなら、重大な結果があるでしょう。神はこの結果を変えないでしょう。そうではなく、彼はそれを継続させるでしょう。それは、彼がパロにあわれみを示さないで、彼に自ら立たせて彼において神の力を現したようにです。

3.2. 中高生のための適用

あなたはあわれみを受けて栄光に至る尊い器とされました。あなたはこのことで決して高ぶってはいけません。なぜならそれは、あなたが良かったからではなく、完全に神の主権とあわれみに依るからです。あなたは神の御心のために選ばれた器となったのですから、御心を実行するために責任を果たす必要があります。

  1. 毎朝、主の御名を呼び、御言葉を祈り読みして主を享受し、主で満たされる
  2. 学校のさまざまな活動において、喜びを維持し、キリストを大きく表現する
  3. 集会に来て、聖徒たちと共にキリストを享受し、互いに励ましあう
  4. 召会の子供たちや福音友人に負担を持ち、祈り、召会生活に誘い、顧みる
  5. 学生の本分は勉強なので、勉強においてキリストを経験し、成績を徐々に上げていき、大学受験や将来の就職のための良い基礎を据える
  6. 上記の尊い器としての責任を逃げず、恵みに頼って責任を全うすることにおいても成長する。こうすることで、あなたは神にとって有用性の極みに至ることができる。
  7. 今、不信仰になり、責任を逃れ、消極的になるなら、重大な結果を招いてしまう。「今日の訓練は、いつも明日の訓練よりも容易である」ことを知る。

へブル3:7こういうわけで、まさに聖霊が言われるとおりです、「今日、あなたがたが彼の御声を聞くなら、8荒野で彼を試みた日に、御怒りを引き起こした時のように、心をかたくなにしてはならない.12兄弟たちよ、あなたがたのうちのだれも、不信仰という邪悪な心を持って、生ける神から落ちていくことがないように気をつけなさい。13あなたがたのだれも、罪の欺きによって、かたくなにならないよう、「今日」と呼ばれるうちに、日々互いに勧め合いなさい。

3.3. 経験②:世界情勢に対する神の主権ある案配を認識し、神の行動のために負担を持つ

二百年以上も前、アメリカ大陸において、主は一群れの人たちを用い、民主的な立憲国を形成されました。そこにおいて、人々は信じることを語る完全な自由を持っています。主は、私たちが聖書から見たものを極めて自由に語ることができるこの国を、主権をもって起こされ、またこれを保存してこられたことをあなたは信じませんか?私たちが法を守る国民である限り、この自由は私たちのものです。そのような国のゆえにハレルヤ!

確かに米国の位置と状態は偶然ではありません。使徒行伝第17章26節は、神が「予定された時季と居住の境界を定められました」と言っています。時季は私たちの神によって定められました。境界は神によって引かれました。神が過去にローマ帝国、ドイツ、大英帝国を備えられたのと同じように、米国を備えられたのです。何のためでしょうか?…私たちは福音を十分に宣べ伝えなければなりません。私たちは聖書を教え、他の人たちを真理の全き知識にもたらすことを求めなければなりません。このために私たちは神の言葉を尊び、知る必要があります。私たちはまた正常な召会生活を持つために、聖書にしたがって共に集まらなければなりません。

しかしながら、これら三つの事柄だけでは十分ではありません。私たちは神のエコノミーの中心的なビジョンのためでなければなりません。私たちはキリストを生き、キリストで満たされ、キリストを私たちの日常生活として、また召会生活の実行上の、実際の内容として持たなければなりません。それは私たちが彼の生けるからだとなって、キリストを表現するためです。そうすれば、すべての地方召会は金の燭台となり、花嫁が花婿のために用意されるでしょう。

3.4. 在職青年のための適用

過去、ローマ帝国のゆえに、安全に広範囲を移動することができ、このことはパウロの福音の開展に役に立ちました。また、ドイツは宗教改革のために用いられ、大英帝国は福音と真理を全世界に広めるために用いられました。今、米国は唯一の超大国であり、主は米国を用いて全世界に回復を広めています。

主は世界情勢を用いて、神のエコノミーを推進しています。日本は島国なので、閉鎖的な文化を持っています。明治維新後、諸外国との交流が急激に増えることで、発展し続け、先進国になりました。しかし、21世紀になるまで日本に住む外国人の数は非常に少なく、日本に居住するほとんどの人が日本人であるという先進国では見ることのできない特異な国でした。21世紀になると、政府が政策的に人口減少の対策の一つとして、外国人、特に教育を受けた外国人の受け入れを進めてきました。現在都市部では、中国人、韓国人だけでなく、アフリカ人や様々な国の人たちを見ることができるのはこの政策の転換のゆえです。多くの日本の会社においてもダイバーシティ促進のために外国人社員を雇用し、彼らの文化を受け入れるように日本人社員を教育しています。このような日本政府の政策の転換は、日本における諸地方召会の発展に役立っています。なぜなら召会は一人の新しい人であり、そこには日本人、中国人、韓国人、アフリカ人、欧米人などの区別はなく、キリストがすべての肢体であり、すべての肢体の中におられるからです。

在職青年であるあなたは、召会生活における新しい人の実行が、あなたの度量を広げ、会社におけるダイバーシティの推進に役に立ち、ビジネスの成功に導くことができることを理解してください。それは主にある信者として、あなたがビジネス・ライフで強い復活の証し人となり、ビジネス・ライフが召会建造の役に立つためです。

 

以上。

 

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